提出者 185 内容 シナリオ案1.1( 事件を中心とした推理路線) (1)シナリオ案  @ヤスの動機   私怨による怨恨。   かつて学校の教師によるセクハラ(に近いパワーハラスメント)を苦にして学校を辞めた兄を持つ。   いわれのない中傷に傷つく兄を見て、「教師が悪かったこと」、そして「教師が生徒を理不尽に苦しめる人物であること」   を証明するため学校に入学する。ヤスは教師が担当する部活動に所属(美術部もしくは写真部)。     Aヤスが主人公を通じて行動する理由    ヤスは一般生徒であり、主人公と仲の良い後輩(後輩であり、クラスが違う事で女装などに関する情報格差が自然になるかなと)。   主人公が生徒会長であり、教師の圧力がかからない、また見た目が教師の好みではない人物であるため。   (ここははっきりと説明しなくても良い)   また、常に行動を共にする事により事件の目撃者及びアリバイの証人となってもらう事もできる。 2)ストーリーの展開  @.事件の内容  あまり深刻にならず、事件未解決でも後味が悪くないようにしたい。   よって、「教師にとりあえず汚名を着せてやりたい」という所からスタート。  @事件の始まり(起)  ///少年(共犯者 以下A)が半ズボンに履き替えさせられ、いやがらせを受けたと思しき状況で発見される。  ///状況、証言ともに教師が犯人であるとしか思えない(教師が担当の特別教室で発見されるなど)ものであり、  ///また、教師から脅迫を受けた等の証言も集められる。  ///犯人は教師だと確信させる状況だったが、教師には強固なアリバイがある事が発覚。     ヤスがAとともに教師を陥れるために犯行。     ヤスと共に職員室に向かう主人公。途中、ヤスが部室に忘れ物を取りに行きたいと言う。     立ち寄った部室でヤスの忘れ物を探すが見つからない。職員室で鍵を借り、隣の準備室に入ってみると、そこには     縛られ気を失った(フリをした)Aがいた。     話を聞くと、教師に「作品のモデルになってくれ」と頼まれたらしい。     教師の姿が見えない事もあり、学校中にあらぬ噂が流れる。過去にも同じような事があったらしいが、詳しい話を     聞くことはこの時点では出来ない。     ヤスの目的は教師に悪評をたてることであり、事件内容はかつて兄がされた事をなぞったもの。     だが、教師にアリバイ(校外での美術展等)があったため、Aが中傷の矢面に立つことになる。  A捜査開始(転)  ///Aの自作自演では、という多数の意見を耳にするが、もしそうだとしてもそんな事をしたのは何故なのか、 ///という疑問も残る。  ///また、調べるにつれ、教師が実際に犯人でもおかしくはない人物だ、という事もわかる。  ///本当の事を言うように主人公らはうながすが、Aが口にするのはいかに教師が悪質ないやがらせをする人物で  ///あるか、という事のみ。  ///過去の事件についても尾ひれがついてしまいどれが正しいのかわからない。  ///中には教師が被害者であるかのように話すものもいる(以下B)。  ///そんな中、次の事件が起こる。被害者はB。過去の事件が今回の事件とも関係がありそうだ。         色々な噂話を耳にし、教師が犯人ではないものの何か裏がありそうだという雰囲気。     兄の中傷を聞いたヤスは、それならお前も被害にあって噂されるがいいとAを襲う。     (殴ったりクロロホルム使ったりはちょっと過激で中学生らしくないと思うので、放課後飲食物に薬局で売っている     程度の軽い睡眠薬を入れ、都合よく寝たので拉致して半ズボン→人目に付きそうな所に放置、とかその程度の計画性)     これはAは関与しておらず、ヤスの単独での犯行。     事件は三日目に強制で起こる。       B最後の事件(転→結) ※条件を満たすと解決 ///事件が再び起こった事に何故か動揺するAは、ますます口を閉ざす。  ///教師にはアリバイがなく、やはり以前の事件も教師だったのでは……という雰囲気になっていく。  ///また、Bも急に眠くなった事以外は何も覚えてないという。Bの服を脱がせると、体の各所に擦過傷がついている。  ///体格のいい教師ではなく、あまり力のない生徒がやったのでは?という疑惑が湧く。  ///何があったか把握しきれていないのに影で噂ばかりが一人歩きしている状態に業を煮やしたBと共に教師を問い詰める。  ///だが、教師は何かあったと思われる時間帯、Aと共にいたらしい。Aの証言により、再び教師の疑いは晴れる。  ///その次の日、教師が半ズボン姿で発見される。     教師は過去の件から、ヤスとAが犯人である事に気がつき、Aを脅迫する。     それに気が付いたヤスは、とにかく教師そのものに被害が及べばいいと考えるようになり、自ら教師の誘いに乗ると     見せかけて(このとき男の姿であるため、教師の証言での犯人=ヤスとはわからない)教師を半ズボン姿にして飾る。     生徒達はここまで来ると逆に面白がっているが、納得のいかない顔をしているBから、かつての事件の本当の     あらましを聞く。     一週間の最後の日である土曜、主人公はヤスと二人で事件についての会話を行う。     理由も告げず服を脱げとだけ言う主人公。ヤスは全てを主人公に話す覚悟を決める。 (3)登場人物 ・主人公  生徒会長。ヤスの憧れの人。 ・ヤス  過去に教師に極度のいやがらせを受けた兄を持つ。  女装している理由は、そのままだと兄に似ており気が付かれる可能性がある事、また、兄が深く傷ついた姿を近くで見てきた 事で無意識に自分が被害にあうことへ恐れを抱いているため。  主人公から見たヤスは、ちょっと強気で生意気だがいつも元気の良い、いい後輩。(>>230氏 一見強かだが、実は臆病者) ・A(共犯者)  弱気でおどおどした少年。教師にいやがらせされている所を過去にヤスに救われており、それ以後もヤスも彼が被害に あわないよう気を配ってきたため、ヤスを恩人だと思っている。  ヤスの計画に乗った理由は恩を帰すためもあるが、犯行によって他に被害者が出ないように、というのもある。 ・B(被害者)  高慢で人を見下しがち。注目を浴びるため、何でも面白おかしく噂話にしてしまう。  過去の事件は兄に聞いた。   事件解決後、ヤスに対して逆上するが、噂を流される立場を自分の身で経験した事で少しだけいいやつになる(ヤスを許す わけではない)。  体育会系の部活に入っている。 ・教師  外見はピザ? 美少年愛好家だが、愛情表現が歪んでいるため、目を付けられた少年は悲惨な目にあう。  事件後は、美少年の中に美を求めるよりも自ら美を体現することに目覚める。 その他サブキャラ ・副会長  アドバイスをしてくれたり、ヤスの発言の矛盾につっこみを入れたりする。 ・書記  空気。 以下は案です。 ・校長先生  事件に困り果てている。癒し系。 ・主人公のクラスメイト  色々な噂を耳に入れてくれる。 ・美少年  以前、教師の被害にあったことがある。 (4)ゲームの流れ  フラグを立てながらメインストーリーのみを追うもの。  それだけではヤス以外のキャラの要素が少ないので、一日の最後に生徒会室で調べた事を報告しあうイベントを入れてもいい。  (その時点で手に入れたフラグによって内容が変化する)  また、多少ポートピアから離れてしまうが、その時選択肢を入れることにより難易度を上げるのもアリかもしれない。 (5)コマンド    現時点で確実に必要なものは以下のものです。 ・場所移動 ・人に聞け ・調べろ(人、物) ・取れ(物、服) ・呼べ ・推理しろ ・メモ 人物情報などが見れる。 ・もうやめる(捜査やめろ)  ゲーム終了、もしくは未解決EDへ。 (6)移動先  生徒会室、教室、廊下に加え、 ・職員室 ・美術教室、及び準備室 ・体育館(事件現場1) ・昇降口(事件現場2) ・売店、もしくは食堂  噂話を仕入れる。  などが確実に使う予定があるものです。 以上です。